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 歯ブラシは 歯面に付着しているプラーク(歯垢)などの付着物を人工的に除去するのに合理的で、簡易に使用できる歯口清掃用具です。  歯ブラシによるブラッシングの効果は、歯口清掃による齲蝕の予防だけではなく歯肉への適度な刺激は、歯肉のマッサージになり 歯肉の強化や歯周病の予防などにもなります。また歯周炎、慢性炎などの局所の循環を改善し治療の一端を担うこともあります。  

しかし不良な(痛んだ)歯ブラシ、口腔内環境(口腔内の発達や発育の状況、歯周病の有無等)に対し不適切な歯ブラシの使用や不適切なブラッシングを続けていると清掃効果が減少するばかりでなく、歯や口腔の軟組織に害を及ぼし、歯肉の挫傷、裂傷、擦過傷、退縮、歯根露出、歯頸部の楔状欠損などの弊害を引き起こすこともあります。 そのため歯ブラシは、歯面の付着物、堆積物などを効果的に除去するための強度と弊害を起こさないための柔軟性と弾力性を合わせもち口腔内環境に適正なものを使用し、それとともに、適正なブッラシング法を習得することが重要です。また、交換時期についても注意する必要があります。